公務員への転職を考えた人にとって、まず最初に立ちはだかる壁が、一次(筆記)試験ですね。
最近でこそ、筆記試験なしで中途採用を行う自治体などがチラホラ出てきてはいるものの、それらはあくまでもごく少数。
基本的には、まずどうしても筆記試験の壁は、超えなければなりません。
公務員の社会人採用の場合、大半がいわゆる「教養試験」と「論文試験」を課します。
その方が、どんなに人格が良かったとしても、資格をたくさん持っていても、強力なコネがあったとしても、この一次試験で点数を取らないことには、次のステージに進むことができません。
試験全体としては、一次試験より二次試験(面接試験や討論試験)の点数の方が重視されることが多いです。しかし、一次試験を通らなければ、その二次試験にも進めません。
「教養試験」は、広範囲にわたる分野から出題されます。
新卒採用の時に経験したものと基本的には同じです。法律的問題、時事的問題、数的処理問題等、非常に多種多様に出題されますので、正しい「対策」が必要です。
※あなたが地方公務員試験を受けた際の記憶だけを頼りにするのは、大きなリスクがあります!
「論文試験」については、得意な方は自分で練習を積むことで対策できると思いますが、それぞれの役所によって、社会人経験論文であったり、または一般的論文であったりと出題形式も様々です。
しっかりと出題傾向を掴んでおくことが重要です。
いずれも独学で対策する方法もありますが、もし人生を懸けた試験であるならば、短期集中的に専門学校などの公務員対策講座を活用することをおすすめします。
一度は地方公務員試験を突破しているのですから、今一度、しっかりと学び直して対策をすれば、合格基準点に届かせることは十分可能でしょう。
確かに費用はかかりますが、ただでさえ時間のない社会人が効率よく試験対策をするために、合格に必要な要素が組み立てられた対策講座を活用することは、非常に効果的だと思います。
転職成功者の共通点のページでも触れているのですが、成功者と言えるような人は、まず情報収集力が圧倒的に違います。ただそれは、個人的に集める情報というよりは、情報が集積しているところに投資して「買う」というイメージです。
結果的には、費用をかけた分、最短距離でゴールに迎えると思います。特に、現職で仕事をしながら学習を進める場合、効率的に情報を「買う」という決断が、不可欠だと感じます。
中途採用の場合は、モチベーションの維持も重要です。ある意味、新卒採用の時よりそこが難しいかもしれません。やはり、短期間集中で結果を出す意識が必要かと思います。
専門学校などの公務員対策講座については、おすすめ「公務員講座」のページでまとめていますのでぜひご参考ください!
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