公務員講座の利用は、相応のお金もかかる話ですので悩むところかと思います。
ただ、現役の公務員として、限られた時間で学習を進めなければならない条件からすると、独学で進めて挫折し、最終的に公務員講座に頼るという「遠回り」は避けたいところです。
現役の地方公務員が公務員へ転職をするならば、最初から公務員講座のノウハウを利用して、効率よく試験対策をするべきです。
月々で考えれば、趣味の出費を少々抑えるなり、飲み会を1、2回我慢するなりで生まれる金額で受講できます。
幸い、地方公務員として安定した給料とボーナスがあるのですから、気持ち次第で公務員講座を使うだけの投資はできるはずです。
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おすすめオンライン公務員講座(2選)
地方公務員としての仕事もしながらの試験対策になるため、基本的にはオンラインで、場所・時間を選ばず効率よく学習を進められるツールがおすすめです。
その上で、実際の公務員中途採用者が多く使っていた、人気のオンライン公務員講座を2つご紹介します。
まず第一歩としては、無料体験講座や無料資料請求を通じて、自分が受験するまでのイメージを作り上げていくと良いと思います。
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①資格スクール 大栄
公務員予備校の大手で、オンライン通信講座が大変充実している印象です。「社会人採用向け対策コース」があり、論文対策や面接対策にも対応しています。
大手予備校ならではの実績・ノウハウに基づいており、信頼度は高いと言えます。特に、上記のオンライン通信講座には、社会人採用受験に特化したプログラムがあること、コスト的にも優しいところが人気です。
社会人採用で最も重要視される「二次試験」対策にも力を入れており、国家公務員から自治体職員の試験まで、公務員試験自体をよく研究されているスクールだと感じます。
まずは無料資料請求してみるとよいです。サイトだけでは説明しきれない範囲の詳しい資料を、送ってもらえます。
オンライン講座ならスマホ、タブレット等でいつでもどこでも学習できることはもちろん、疑問点をオンライン上で専門講師に相談できるシステムもあります。
実際に市役所で中途採用を担当していた頃、実際に中途採用した職員に試験対策で利用した学習手段を聞くと、大栄の話がよく出ていました。
都市部にいて、通学が可能であれば、通学講座を選択する選択肢もアリです。
②STUDYing(スタディング)
社会人がスキマ時間を活用しながら目標を達成するには、最強ツールだと思います。社会人向けに、「社会人経験者合格コース」が設けられており、コスト的にも無理のない範囲で学習できます。
現代人は、基本的にまず常にスマホが手元にありますから、これを利用しない手はありません。
通勤電車の中でも、カフェで休憩中でも、スーパーのレジ待ちの間にも、外からはわからないように学習できる。私からすると、現代のスマホ世代は、うらやましくて仕方がありません。
そのスマホを最大限に活用できるよう、プログラムされているのがこのSTUDYingです。
全てがオンライン上での学習となりますが、内容はとても充実しています。講師への質問も無制限で行うことができます。なお、必要に応じてオプションで冊子も申込むことができます。
無料会員登録すると、動画授業や学習システムを無料体験することができます。まずは、その申込みが、第一歩となるところではないでしょうか。
ここ数年で人気・実績ともに急成長しているスクールです。STUDYingでの学習をベースに、足りないところを書籍等で補う学習方法がよいと思います。
学習そのものに加えて、学習の動機付け、テンションの維持、強い継続力のためにも、オンライン学習ツールは活用した方が良いです。
ただし、あまり最初から高いコースを選ぶ必要はありませんよ!進捗状況に応じて、必要なオプションを追加すればいいんです!
公務員講座をおすすめする理由
①時間的理由
地方公務員からの転職である場合、まず考えなければならないのは、採用試験受験のために投入できる学習時間が限られていることです。
現在の地方公務員としての仕事のみならず、家族がいる方であれば、家族と過ごす時間も必要になるでしょう。睡眠、食事も当然とらないわけにはいきません。
そう考えると、時間的なコスパの高いオンライン講座を受講して、効率よく学習を進めるのが一番なんです。
転職市場では、公務員も「年齢」が一つの重要な採用基準になることも忘れてはいけません。
1年でも早くチャンスを掴むためには、自分に合った学習ツールを早く見つけて、動き出すことが重要です。
確実に、最短コースを歩むべきなんです。
元社会人中途採用担当者の視点からすると、例えば、同じ点数・レベルで「40歳」と「41歳」が最終選考にいたら、確実に「40歳」を採用します。
1年の違いは、合否を分けるだけに十分な差になってしまうんです。
②技術的理由
社会人中途採用の公務員試験で対策をしなければならないのは、受験する公務員の種別にもよりますが、主に、
「教養試験」、
「論文試験」、
「面接試験」です。
教養試験(択一)は、現在地方公務員の方であれば一度経験しているのでおわかりだと思いますが、法律的問題、時事的問題、数的処理問題等があり、あの公務員試験独特の出題傾向があるので、あらためて、正しい対策をして、回答スピードも含めて感覚を取り戻しておくことが必要となります。
論文試験は、新卒採用試験とは違いますので、採点する方も、それなりに「期待」と「厳しさ」を持って審査に当たります。私が実際に市役所で中途採用を担当していた際も、もちろんそうでした。そして、この論文試験のポイントが高いと、最終審査でも有利になると言えます。
面接試験は、事前にどれだけ対策をしてきているかが合否を分けると言ってもいいと思います。よくある話で、教養試験と論文試験については充分対策をするが、面接は「ぶっつけ本番」という方がいます。確かに本番では何を聞かれるかわかりませんが、対策が必要なのは言うまでもありません。
現在では、社会人中途採用の場合は教養択一が省略されて、論文試験及び面接試験のみの場合も出てきておりますが(地方公務員の場合)、まだまだ大部分は教養試験があるので、これには特に受験対策が必須です。
ここに訪れているのは、皆さん現役の地方公務員の方だと思いますので、一度は新卒採用で試験を突破しているとは思いますが、当時の技術・実力は、もうないと思った方がいいです。
とにかく、一次の筆記試験(教養試験、論文試験)を通らなければ、自分と言う人物をアピールする面接という場面まで辿り着けず、見てもらえすらしないことになります。
「公務員の中途採用試験に合格するための技術を取得する」という目的で、自己投資が必要だと思います。
※このページは、私が公務員時代に中途採用を担当していた際、実際に社会人中途採用した職員達から聞いた話を参考にしつつ、作成しています。
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